道路に面したガラス張りのオフィスで人目が気になるときや、模様替えをしたいときなどに便利なのが装飾用の粘着シートフォグラスです。
貼るのも剥がすのも簡単で、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
面積の大きなガラスに使用しても雰囲気を損なうことがありません。
この記事ではフォグラスの特徴や貼り方・剥がし方についてお伝えします。
フォグラスとは
フォグラスとは
マーキングフィルムやマーキングシートと呼ばれる装飾用の粘着シートで、株式会社中川ケミカルから発売されている商標登録された商品の名称です。
フォグラスを貼ることで
透明なガラスがすりガラス調になります。
窓やパーティションなどに貼ることができ、目隠しや空間の区切りなど目的に合わせて使用できます。
フォグラスには透明度や色、模様によって様々な種類があります。
透明度には人の気配が感じられるぐらいから輪郭が見えるぐらいまでなどの幅があるので、使用する場所に合わせて選べます。
飛散防止機能を加えた商品もあり、機能で選ぶことも可能です。
目隠しや装飾として最適な外貼りできるタイプは、
屋外耐候性が強化されています。
フォグラスの特徴として加工の自由度が高いことが挙げられます。
カッターナイフやカッティングマシーンで好きなようにカットして使えます。
フォグラスの貼り方と剥がし方
装飾用のシートには水貼りとドライ貼りがありますが、大きなシートを貼ることが多いフォグラスには
水貼りが適しています。水が乾くまでの間に位置の調整が可能ですが、乾燥するまでには時間がかかります。
貼る場所をきれいに掃除してから、貼る場所とシートの両方を霧吹きなどで濡らします。
シートを滑らせながら位置を決め、間に入った空気や水を圧着用のヘラを使って抜きます。
周りの水を拭きとり、リタックシートを剥がします。
再剥離タイプのシートや貼ってから時間が経っていない場合は、端を少し剥がせば簡単に剥がれます。
粘着力が強い場合や貼ってから時間が経っているときは、ヘラなどで慎重に剥がしましょう。
ドライヤーで少し離して温めると剥がしやすくなります。
自由度が高く安全なフォグラス
フォグラスは透明度や色、模様が豊富で貼り替えも簡単なので、ニーズに合わせて多様な場所の雰囲気づくりが可能です。
溶剤系のインクジェットプリントで好みのシートを作ることもできます。
不燃材料認定とホルムアルデヒド等級の最上位規格であるFフォースターの認定も受けており、建築基準法の規制を受けることなく安心して使える装飾用粘着シートです。