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塩化ビニールで作られたカッティングシートはさまざまな理由で縮んでしまうケースがあるのを知っておきましょう。
ドライヤーを使うと冷えたときに縮む
カッティングシートを貼るときに、ドライヤーを使って熱を加えてあげる方法があります。熱のおかげである程度伸びるため、曲面に貼り付けたいときドライヤーを使った方法は大活躍してくれます。しかし、冷えたときに縮むので、そちらもきちんと考慮して貼らなければいけません。
伸びたり縮んだりすることで、カッティングシートのデザインが変わってしまうケースがあります。イラストや文字の見た目がかなり不自然になっては、横断幕として利用できないでしょう。
もしも、失敗したくない場合は練習用のカッティングシートを用意して、どのくらいデザインが変わるのかチェックしておいたほうが賢明です。
経年劣化でどんどん縮んでいく
塩化ビニールで作られたカッティングシートは経年劣化で縮む傾向にあります。
太陽の光に含まれる紫外線は塩化ビニールにとってかなりよくないものです。縮みが大きくなると浮いてくる箇所がでてくるので、目立ってきた場合は新しいものに張り替える必要があるでしょう。
浮いたところを放置していては、そのうち剥がれてしまう可能性があります。剥がれた箇所がある横断幕では、本来とは違った意味で注目を集めてしまうので気をつけなければいけません。
購入したものが少し縮んでいることもある
業者に頼んでカッティングシートを作ってもらう場合、完成品が少し縮んでいるケースもあります。なぜならば、作成するときに熱を加えて作るので、冷えるときに縮んでしまうことがあるからです。
従って、1ミリの狂いもないデザインを実現してもらうのは難しいといえるでしょう。少しくらいのズレは許容できるデザインで注文したほうが安心です。どのくらいサイズが異なる可能性があるのかは業者が教えてくれるため、気になるときは注文前に尋ねておきましょう。
クオリティの高いカッティングシートを使おう
カッティングシートの特性上、縮んでしまうのは仕方のないことだといえるでしょう。しかし、クオリティの高い塩化ビニールで作られたものを活用すれば、縮むまでの期間をかなり長くすることが可能です。どの程度持つのかは業者やお店の説明に記載されているので、できる限り長く持ちそうなカッティングシートを選択しましょう。