【屋内用・屋外用】カッティングシートの耐久性やメリット・デメリット

「カッティングシート」は、お手頃な価格と優れた耐久性で、業務用から個人用まで幅広く活用されている素材です。この記事では、カッティングシートの利用を検討中の方向けに、カッティングシートの種類やそれぞれの耐久性、メリット・デメリットについてご紹介していきます。

そもそも「カッティングシート」とは?

一般的に「カッティングシート」と呼ばれている素材は、裏に粘着剤のついたシール状の「塩化ビニール製の薄いシート」のことを指します。

正しくは「カッティングシート®」とは「株式会社中川ケミカル」という会社の登録商標になり、一般名称は「カッティングステッカー」「マーキングフィルム」と呼ばれるものになります。

多くの場合、希望の文字やデザインに合わせて、単色のシートから切り出して使用します。その用途は業務用から個人用まで幅広く、店の看板、窓ガラスの装飾、車やバイクの車体、家具や壁のDIYなど、屋内・屋外含めて様々な場所で活用されています。

カッティングシートの種類について

カッティングシートには「屋内用」のものと「屋外用」のものがあります。屋内用カッティングシート、屋外用カッティングシート、それぞれの特徴と耐久性についてご紹介します。

「屋内用」カッティングシートの特徴と耐久性について

屋内用カッティングシートは、店内の装飾や広告、販促POPなど、屋内で使用することを目的に作られたものです。シートの表面は照明の光による反射を防ぐため、マット(つや消し)加工になっているものが一般的です。屋内用は、屋外用のように、明確な耐久性の指標はありません。屋外用に比べると、耐久性や粘着の強度は劣りますが、その分安価で手に入れることができます

「屋外用」カッティングシートの特徴と耐久性について

屋外用カッティングシートは、雨風、紫外線などの屋外環境に強く、非常に耐久性の優れた製品です。店の看板、窓ガラスの装飾、車やバイクの車体など、多くの場所で活用されています。表面の加工は、マットのものからツヤあり、メタリック、透明、蛍光、夜光に至るまで、多くの種類があります。

また、シートの種類によって屋外での使用耐久年数が異なり、使用耐久年数は、大きく中期用(3〜5年)と、長期用(5〜7年)に分けられます。耐久性や粘着の強度が高い分、屋内用に比べると価格はやや高くなる傾向にあります

カッティングシートのメリットとデメリットについて

ここでは、カッティングシートのメリットとデメリットについてご紹介します。お店の看板、広告、装飾などに、カッティングシートの使用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

カッティングシートのメリットについて

■1枚からの小ロット注文が可能で無駄がない

ネットショップなどで販売されている多くのカッティングシートは、1枚からの小ロット注文が可能。必要最低限の枚数を購入できるため、無駄なコストをカットできます。

■優れた耐久性

カッティングシートは、非常に耐久性に優れた製品です。特に屋外用のものは、雨風、紫外線に強く、シートの種類によっては、5〜7年ほどの長期使用が可能です。

■様々な場所に貼ることができる

カッティングシートは、非常に薄く柔らかい素材です。そのため、容易に加工や様々な場所に貼り付けることができますが、漆喰やエンボス砂壁に貼れません。

■人目を引く発色の鮮やかさ

カッティングシートの特長のひとつが「鮮やかな発色」です。プリントではなく、シート自体にあらかじめ色がついているため、色むらやはみ出しがありません。インクジェットプリントなどと比べても発色がくっきりと鮮やかなことがわかります。人目を引きたいお店の案内や看板用に使う際には、大きなメリットと言えます

カッティングシートのデメリットについて

■あまりに小さな文字、複雑なデザインの再現は難しい

ポスター印刷などに比べると、細かな文字などの線の描写、複雑なデザインの再現には限度があります。また、素材の特性上、シート自体への印刷はできません。

■印刷と比べると使える色が限られている

ポスター印刷などに比べると使える色は限られており、多色使いのデザインを希望する場合は、それぞれの色ごとの加工が必要になります。とは言え、カッティングシートには多くのカラーバリエーションが存在します。ご希望のカラーがある場合は、販売店に相談してみましょう。

■除去作業の手間がかかる場合がある

耐久性に優れたカッティングシートは、貼り付け場所、大きさ、粘着強度によっては除去作業に手間がかかる場合があります。除去作業は適切な手順で丁寧に進めましょう。

まとめ

一口にカッティングシートと言ってもその種類はさまざま。屋内用・屋外用それぞれの特徴を頭に入れつつ、お店の看板、窓ガラスの装飾、車の車体など、多くの場所で使用されているカッティングシートに注目してみてくださいね。

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