誰でも綺麗にできる水貼り、その失敗しない方法 看板シートの貼り方講座

看板シート 貼り方

短期間の企画やイベントなどに活躍する看板シートは
既存の看板などに貼り付けることで無駄なく新しい看板にすることができます。
看板シートは安く購入できるのですが
貼り付けをご自身でやって頂く必要がございます。

そのため、貼り付けがうまくできずに
「満足な仕上がりにならなかった」と
当社のお客様からもよくお声を頂戴します。

そこで、要点を抑えて、きれいな仕上がりにできるオススメの方法を伝授します!

タイトルで”誰でも綺麗に”と書き出しましたが
水貼りは仮止めのやり直しができるため
初心者の方でも、安心して何度でもやり直しができます。

では、早速始めていきましょう。

1.下準備

まずは準備からご説明します。

気温の確認

施工時の気温は15から30℃が適温と言われております。
冬の寒い時期に作業をするのであれば
屋内を十分に温めてから行ってください。

下地の清掃

既存の看板など、貼り付ける面の清掃を行います。
この作業を行うかどうかで、きれいな貼付けを保つ時間に差が出ます。
かならず、清掃を行ってください。

道具の準備

貼り付けに必要な道具を事前に用意しておきます。
せっかくきれいに貼っていても
道具を探しに作業を中断するようなことになってしまっては
気持ちよく作業ができません。

きれいに貼るために必要な道具は以下のとおりです。

・スキージー(ヘラ)
・霧吹き
・薄めた食器用中性洗剤(水で50倍に薄めてください 500mlの霧吹きなら洗剤は1,2滴)
・キッチンペーパー(お持ちなら小型ワイパー)

すべての道具は100円ショップやホームセンターで安く揃えることができます。

また、大きな看板シートの場合は2人以上で行われることをおすすめします。

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2.作業

それでは作業のご説明に入ります。
今回は電気を通さない非電飾シートを使ってご説明します。

施工場所はテーブルまたは床のどちらでも良いです。
ただし、事前にきれいに掃除を行ってください。

水貼り

工程1

https://www.youtube.com/embed/w1x9aI_Nlrc

1.霧吹きで薄めた洗剤を貼付け面に吹き付けます
一度目の吹き付けです

2.全体に吹き付けたらスキージーで水を切ります
スキージをお持ちない方は、キッチンペーパーで水を拭き取ります

3.拭き取った面に細かいゴミや繊維が残っていないか確認をします
ゴミなどを見つけた場合はキッチンペーパーなどで拭き取ってください

4.貼付け面に2回目の吹付けを行います
今回は水を拭き取りません。

5.看板シートの裏紙を剥がし、のりが付いた面に吹付けを行います
大きい看板シートの場合は、2人以上で作業されることをオススメいたします。

工程2

https://www.youtube.com/embed/yGYyoIyrcZs

1.看板シートを貼ります
看板シートを貼付け面に合わせて仮止めをします。
裏面にゴミや指紋が付かないようにお気をつけてください。

注.水貼りは仮止めをやり直すことができます
ご満足いただけるまで作業を行ってください。
もし仮止めがずれてしまったら
一度剥がして、再度両面に霧吹きをかけてください。

ただし時間が立ったり、気温の高い場所で作業をした場合
剥がれにくくなるのでご注意ください。

工程3

https://www.youtube.com/embed/8-oVbKZO5ic

1.圧着します
位置を決めたらスキージーの滑りを良くするためにフィルムの表面に少し霧吹きを行います。

2.スキージーで間にはいった空気や水を押し出します
中心から外側へと繰り返し押し出すと擦りムラが少なくなります。

工程4

https://www.youtube.com/embed/XmpeiCjMvYI

1.仕上がりの確認をします
気泡や水残りがないかよく確認してください。

時間が立ってから、空気や水分が抜け切らなかった場所に気泡ができることがまれにあります。
もし、ぷっくりと気泡ができてしまったら。
そんな時に使える、看板職人の裏技をお教えします。

やり方ですが、気泡にカッターや針を使って小さな穴を開けます。
ものすごく近づかなければ見えませんので、気にせず開けてしまってください。
その穴に集めるようにスキージーで空気や水を押し出して圧着すると何事もなかったかのように
きれいに仕上がります。

2.水を拭き取ります
看板シートを水拭きして完成です。
お疲れさまでした。

看板の購入をご検討中の方や、デザインや使用方法についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にお問合せください。
あなたの理想に合ったご提案や製作を、専門スタッフが丁寧にサポートします。

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