屋外ポスターにおすすめな用紙・加工の選び方

ポスターと一口で言っても種類は様々です。

今回は屋外ポスターの用途や使われている用紙・加工などについて解説していきます。

屋外ポスターとは

 

ポスターの中でも、街角でみる選挙のポスターや、店頭に広告を出しているポスターなどは屋外ポスターです。

店舗内や乗り物でみるポスターに比べて、屋外ポスターでは耐水加工をする必要があります。

屋外ポスターといっても、短期間・長期間などで使用する用紙も変わってきます。

屋外ポスターをどこでどのように使うのかという目的でも加工の方法は変わってくるので、自分が作りたい屋外ポスターはどういったものかということも知っておきましょう。

 

通常用紙のポスターではなぜいけないのか

 

まず、自然な疑問として通常用紙のポスターを屋外に設置するとどうなるでしょう。

 

・雨に濡れてインクがにじみふやける

・強風やものが当たるなどで破ける

・紫外線で日焼けする

・紙質が劣化していく

 

通常印刷のポスターを屋外で使用すると、以上のようなことがおきます。

例えば、ビニール袋で保護して屋外で貼ったとしても、結露でビニールが曇ってしまったり、袋の中でも用紙の劣化は否めません。

屋外ポスターなら、本来の役目を果たしてもらいたいですよね。

こういった理由もあり、屋外ポスターは長期間設置できるように普通のポスターとは違った用紙やインク・加工などをおこないます。

 

屋外ポスターにおすすめの用紙

 

屋外ポスターに使われる印刷用紙には、どのような種類と特徴があるのかをここでは紹介していきます。

 

合成紙・ユポ紙

 

合成紙・ユポ紙は、合成樹脂(プラスチック)を原料として作られた印刷用紙です。

選挙ポスターにも使われる耐久性・耐水性に特徴があり、印刷用紙の中でも屋外用として使われることが多いです。

発色性が高く、鮮やかな色味を見ることができます。

また、耐久性に優れ、非常に破れにくい特徴があり、合成樹脂で出来ているので手で破ることができません。

刃物を使わないと破れないという、丈夫で耐久性の高い素材なので屋外ポスターに最適です。

加工を入れる印刷用紙は多いですが、合成紙なら加工をしなくても十分そのまま使うこともできます。

他の印刷用紙と比べて、価格が高価になりますが、長期間屋外に設置しておくことができるので、コストパフォーマンスは高いでしょう。

 

コート紙

 

コート紙は印刷用紙の中では、最も需要の多い用紙といってもいいでしょう。

選挙ポスターとしても使用されるので、屋外ポスターにも適しています。

光沢のある紙質で、写真や発色の表現もきれいです。

今はどんなポスターも写真が多いので、ポスター用紙としても使われやすいです。

屋外におすすめする理由が、水の浸透をある程度防げる特徴があることです。

直接雨が当たらない屋根がある屋外などに設置ができます。

コート紙は種類が3種類あり、

・上質コート紙(ポスター・雑誌の表紙・カタログ・カレンダーなど)

・中質コート紙(雑誌の本文・カラーページ・チラシなど)

・軽量コート紙(主にチラシ)

と分けられますが、屋外ポスターに使われるものは上質コート紙となります。

 

耐水紙

 

耐水紙の特性として、雨が降る屋外、水を使うようなイベント会場でも設置できるような耐水性と長期間の設置ができることが挙げられます。

合成樹脂で作られており、厚さはそれぞれありますが、屋外ポスターには約0.22㎜が向いています。

屋外でも使用できる耐水性と、軽いのに丈夫というタフな面、半光沢の上品な仕上がりですが、反射で文字が見えないということもないので使い勝手のいい印刷用紙ですね。

 

屋外ポスターにおすすめの耐光インクとは

 

屋外ポスターを作る上で、印刷用紙だけではなくインクも大切です。

通常のインクの場合、紫外線で日焼けしてしまうことがあるので、屋外の紫外線にも強いインクを紹介しましょう。

耐光インクとは、紫外線への耐久度を上げる成分を入れることで、長期間ポスターを屋外に設置しても色の変化が起きにくいインクです。

紫外線は、インク成分を分解することができるので、紫外線を長時間浴びる屋外ポスターは自然と色が薄くなってしまうので、このようなインクは屋外ポスターにぴったりです。

 

屋外ポスターにおすすめの加工

 

屋外ポスターの加工は、ラミネート加工がおすすめです。

ラミネート加工は用紙をフィルムで覆って耐久性を上げる加工のことです。

A1サイズ以下のものはパウチで、それより大きいサイズのポスターは片面のみラミネート加工を施します。

また、ラミネート加工の中でも2種類あります。

 

・グロスラミネート

ラミネート加工の中でも耐久性があり、傷などにも強いのが特徴です。

つやのある表面は、鮮やかな表現で紫外線カット効果もあるので、屋外ポスターに適しています。

 

・マットラミネート

マット加工で落ち着きのある雰囲気になるラミネート加工です。

光の反射が多いので、屋内ポスターに適しています。

 

以上のことから、屋外ポスターに向いているのはグロスラミネート加工です。

 

屋外のポスターは用途に合わせて選びましょう

 

屋外ポスターについて解説してきましたがいかがでしたか?

屋外といっても、雨に当たらない場所や長期間の設置期間でなければ、ラミネート加工までしなくても十分耐久性があります。

逆に長期間屋外に設置するポスターを作るのであれば、用紙・インク+ラミネート加工とより耐久性を上げるといいでしょう。

是非、この記事を参考に屋外ポスターを作成してみてください。

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